ハーボニーについて

ハーボニーとは

ハーボニー、パッケージハーボニーとは、アメリカのギリアド・サイエンシズ社によって製造されているC型肝炎ウイルスの増殖をおさえる抗ウイルス薬です。臨床試験では、100%に近い、高いウイルス陰性化率が示されており、C型肝炎を完治することが可能です。

C型肝炎の治療薬としてはじめに開発された治療薬はソバルディでした。しかし、ソバルディは併用療法の一部であり、リバビリンと併用して服用する必要がありました。そこで、ソバルディのその点を改良し、2つの有効成分、レジパスビルとソホスブビルを含んだハーボニーが開発されました。

 

ハーボニーの作用

ハーボニーの有効成分であるレジパスビルには、C型肝炎ウイルスの複製、および細胞内シグナル伝達にかかわる成分、多機能蛋白‘NS5A複製複合体を阻害する働きがあります。

一方で、ソホスブビルには、C型肝炎ウイルスの複製にかかわる酵素、NS5Bポリメラーゼの働きを阻害する作用があります。

この2つの働きにより、C型肝炎ウイルスに対する抗ウイルス作用を強化し、C型肝炎を完治することが可能になります。

ハーボニーの価格

ハーボニーは販売が開始された頃は、1錠8万円という高い価格が付けられました。その後、価格が見直され、2016年には1錠約5万5千円にまで値下げされました。

また、ハーボニーには医療保険が適用されるため、実際に患者が負担する金額は月に1万円~2万円で済みます。

お薬としては高額ですが、通常のC型肝炎の治療にかかる費用を考えると安く済ませることができます。

ハーボニーの服用方法

ハーボニーは1日1回、1錠を服用します。服用期間は12週間(3か月)です。

ハーボニーは、毎日欠かさずに服用することが大切です。飲み忘れた場合は、気づいたときにすぐに服用するようにしましょう。

また、1日に服用していいのは1錠までです。前日に飲み忘れたからといって翌日に2錠を服用することがないようにしましょう。

ハーボニーの副作用

ハーボニーの副作用は少ないとされていますが、かゆみ、吐き気、口内炎などの症状が出ることがあります。

また、重い副作用としては、重度の高血圧と脳卒中も報告されています。

購入方法

ハーボニーは病院で処方してもらうのが一般的です。ハーボニーには飲み合わせの悪いお薬などがあるため、初めてハーボニーを服用する場合は医師の診療を受けることが推奨されています。

その他、ハーボニーは薬局でも購入することができます。